しかし、クソ忙しかった、新しい事業立ち上げ、なんで俺なんだと思う。
少しゆっくりできる時間ができたが、一からエクセルで絵を描く気持ちにはなれない。
まずは、酒と休息だ。
そこで、過去に途中まで描いてほったらかしの絵を仕上げることにした。
今回は、スウェーデンのサーブと言う車。
もうだいぶ前の話(十数年前)だが、私の友人にインテリアデザイナーがいて、車を買ったからドライブでもと誘いがあった。
早速事務所に出向いてみると、へんな形の車がとめてあった。
「なんや、へんな形やな」
「なにゆうてんねん、これがええんや、おしゃれやろ」
ん~、デザイナーちゅう人種は、やはり凡人とは感性が違うのか。
早速乗り込んで見ると、イグニッションキーの差込が、センターコンソールのシフトレバーの横にあった。
「おしゃれやろ」 ん~わからん
走りだしてしばらく、お互い喫煙者なのでタバコに火をつけ、新車にヤニの匂いをこびりつかせた。
灰皿でもみ消し、しばらく走っていると、メーター周りから煙が出てきた。
「わ!、なんや。」電気系統のショートか?
車を路側に停めて原因を追求したところ、もみ消したはずのタバコが灰皿の中でくすぶって、その煙がメーターパネルの中に流れ込み、部品と部品の隙間から出てきたものとわかった。
「さすが外車、作りが雑やな。」(日本車ではまず考えられん)
「これがええんや、このちょっと雑なところ、おしゃれやろ。」どこがおしゃれやねん。
(サーブと言う会社はスウェーデンの会社で戦闘機も作ってる会社で、日本でいえば三菱重工のような会社らしい、大丈夫かいな)
2年程前に家のリフォームを頼んだ時も、あのサーブでやってきた。
「まだ、乗ってんのか。」
「この車、おしゃれやからな。」
友人のサーブは、この絵の一代前の型です。
エクセルの画像処理で加工した絵もあります。
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