いやー疲れた。
部下が勤務中に突然死してしまった。体育会系で部下の中でも一番頑丈で私の右腕としてバリバリ仕事していたのに、なんの前触れもなく突然倒れてしまった。
集中治療室に入っていたのだが、残念なことに命を長らえることができなかった、医師の話によると、突然心臓が停止したらしい、原因は不明とのこと。
享年56歳 ご冥福を、長年の勤務ご苦労でした。
みなさんもできるだけ心肺蘇生の訓練は受けておいた方が賢明だと思いますよ、
もし、家族が突然心肺停止で倒れたら・・・・
心臓が停止し血流が脳に行かなくなってから5分が生死の分かれ目と言われています。
5分以内に胸部を圧迫し強制的に血流を脳に送ってやるのです、この状態を救急車が到着するまで行います。
私も、普通救急救命士の資格をもっています。近くの消防署に問合せるか、ネットで調べて見てください、講習の日時がわかります。講習内容は人形を使った心肺蘇生の方法で、どの程度の力で、どの程度の速さで胸部を圧迫すればいいのか体験できます、もちろんAEDの使い方も。
実は、私一度経験があるのです。喫茶店で70歳位の男性が突然倒れた、
肩を叩きながら声をかけるが意識がない、すぐに救急車の手配をするように店員に声をかける、
呼吸の有無を確認、脈拍は?「あかん心肺停止や」
口をこじ開け中の異物を取り出す、気道を確保しマウスツーマウスで空気を送り込む、
胸部圧迫1234・・・・、到着した救急隊員に引き継ぐ。
後で警察から聞いたのだが、助からなかったらしい。
ちょっと不謹慎な話になりますが、訓練の時、若い女性ならマウス・・・は躊躇しないが、おじんとかやったら・・・なんて話をしていた。
しかし、実際は、なんの躊躇いもなく行動している自分が不思議だった、そんなこと少しも思わなかった、助けようと必死だった。
以前、若い警察官が同じように倒れたホームレスに心肺蘇生をしていたのを目撃した、使命感の強い警察官だったのだろう、その時私は、まだ訓練を受けておらず心肺蘇生のいろはも知らない状態だったが自分には多分できないだろうと思った、警察官の姿に感動もしたが・・・・
当時はまだAEDが普及しておらず、心肺蘇生は、肺に空気を送り込むのと胸部圧迫をセットで行うよう教えられていたが、今は胸部圧迫だけでもいいことになっているので、むりにマウス・・・を行う必要はなくなっています、念の為に。
と言うことで、ここ数日はエクセルで絵を書くなんて全く頭にない状態で、風邪もひくし、円形脱毛症にもなるし、
今日やっとパソコンを開いたところです。
まあ、もう少ししたらその気になるでしょう。しばらくの猶予を・・・・・
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